
2011年07月18日
甲賀忍法帳・バジリスク

手塚治虫の「0マン・3」を書く前にこの作品の事を少々書いておきます。
「バジリスク」と言うと何の事か意味不明。元々、旧約聖書からイスラム圏の方に広く知られている、毒蛇の王「バジリスク」の事だとは思うが、何が「甲賀忍法帳」と結びついているのかは、皆目不明瞭。
要は、たまたま、イキアタリバッタリ的に「バジリスク」を使ったのでしょうね。
原作はあの「山田風太郎」。・・・この原作は面白い。本当に面白いです。発表後、すぐに「横山光輝」が飛び付き、これが、名作「伊賀の影丸」となった。
これ以後、どれほどの作品がこの「甲賀忍法帳」のセンスを取り入れたかは本当に、無数、その数知れず・・・です。
この、作画「せがわまさき」は必ずしも「山田風太郎」の世界を描き切っているわけではないが、マアマアのレベルであります。
戦いの物語ではあるが、「WORST」みたいな「暴力マンガ」ではない。むしろ、徹底的なる「暴力否定マンガ」なのです。
「暴力」は肯定してはならぬのです。そして、いかなる事が有っても「暴力否定」と言う事が正しい道なのです。
Posted by ルミスター at 22:58│Comments(1)
│マンガ・コミックス
この記事へのコメント
主人公二人の忍法が眼で殺す忍法であることと、小国の王という意味があることから「バジリスク」と名付けたみたいですよ。
いきあたりばったりじゃないっすよ。
いきあたりばったりじゃないっすよ。
Posted by 通りすがり at 2011年08月06日 08:57
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