これは昨年の秋頃から言われているのですが、「デジタルカメラの売れ行きに急速な翳り（かげり）が見える、特にコンパクトカメラにその傾向は顕著に現れ出している・・」とカメラ業界では言われていましたが、表立ってこれを「物申す」と売れ行きに反映してしまうので、皆（業界人）だまっていました。

しかし、だまっていて事が穏便に済めば良いのですが、そうとも言えぬ事態になってきました。

ハッキリ申しましてね今は「全くデジカメは売れていませんよ」。

理由は色々有りますが、かなり普及してしまったので購買層が触手を動かさなくなったのでしょうね。「ケータイ」が有ればそれでもう充分・・と考えている人が殆んどなのです。
元々「カメラ」と言うものは「趣味性」が高いので、そうそうは買わないのが普通なのですね。そしてこの「不況」です。売れませんよ。
だから、方々で「叩き売り」をやっていますが、これがまた「曲者・くせもの」です。「叩き売り」は「生産過剰品」の「在庫整理」の意味合いが大きいのですが、この「叩き売り」を繰り返していくと、「企業」も「商店」も体力が落ち「安売り競争」のドロ沼に入ってしまいまして、「一同揃って共倒れ」みたいに最後はなってしまうのです。

今の「カメラ業界」は危険状態ですよ。